アンニョンハセヨ~みさきです。
高麗大学語学堂では、各級1回だけスピーチテストがあります。
中間試験と期末試験の間にあるこのテスト。
結果は、一番評価が高いオール「잘함(良い)」をもらったので早速記録を残します!
※当記事では「高麗大学韓国語センター」を「高麗大学語学堂」と呼んでいます。
テスト日程
スピーチテストは2日にわたって行われました。
- 日付:2019年8月7〜8日(3・4限目)
課題内容

まず、スピーチのテーマはこちら。この中から好きなものを一つ選んで発表します。
- 思い出の場所
- 好きでよく行く所
- 住みたい所
次に、スピーチのルール。写真の(1)〜(6)を意訳するとこんな感じです。
- 自分が紹介したい場所を一つ選び、その場所の説明と関連するエピソードなどを発表する。
- 授業で学んだ描写の表現を積極的に使用する。
- その場所と関連する写真資料を準備する。
- スピーチは5分。発表と質疑応答で10分以内にする。
- 学んだ単語や表現を中心に発表し、学んでいない単語や表現を使う場合は意味の説明をする。
- 簡単なメモなら見ても良い。
スピーチの準備

さてどうしましょうか、初めてのスピーチテスト。中間試験では良い評価をもらえたのでこのまま爆走したいところ。
私は優秀な人と同じ環境に身を置くと、自分もその仲間であると錯覚し、やる気と集中力が爆上がりする人間です。なので今回も韓国屈指のエリート大学、高麗大学の皆様の中に紛れることにしました。
方法はとても簡単で、大学内の勉強スペースやカフェでパソコンを広げるだけ(笑)
するとあら不思議。高麗大生になったような気分になれます。おかげでパワーめちゃめちゃもらえたので、準備頑張れました。
話を戻して私が具体的に行ったことは、
- 原稿作成
- スピーチで使う資料作成
- 発表練習(何度も)
いたって普通ですね。
私が選択したスピーチのテーマは「好きでよく行く所」で、これは赤ちゃんの頃から行きつけのうどん屋さんが、まるで忍者屋敷みたいなので外国人ウケするかも!という単純な理由で決めました。
原稿作成では授業で習った単語や表現をふんだんに使用。これでもかってくらい4級知識を詰め込みました。
発表では教室のモニターを使っても良かったので、うどん屋さんの写真をまとめたパワポ資料を作成。資料はあくまでも補助要員なのであまり作り込まず、簡単なもので十分だと思います。
またスピーチの際、メモ程度なら見ても大丈夫ですが、学生時代に何度もプレゼンや発表を行っていた身からすると、そんな妥協はしたくない。
もう気分は韓国ドラマ『チーズ・イン・ザ・トラップ(치즈인더트랩)』の大学生だったので、何度も発表練習して原稿全部覚えました。
たぶんここまでする必要はないと思います…!
スピーチテストの当日
スピーチの順番は事前に決まっており、当日の発表者はみんな朝からソワソワ。私は13番目の発表で、1日目は聞くだけでした。
ですが、聞き手としての態度も評価され、発表者の評価シートも書く必要があったので「集中して聞かねば!」と意気込んでいたものの、普通にみんなのスピーチがおもしろくて肩の力が抜けました(笑)
特にドイツ人の子が実家を紹介しており、リアルなドイツ住宅はとっても素敵。映画とかに出てきそうなお家ですごくテンション上がりました。モンゴルの子は「モンゴル人なら乗馬は楽勝」とも言っていて、みんなの母国ネタが炸裂。まるで異文化紹介授業みたいでおもしろかったです。
他にも「カナダからタクシーでアメリカに入国できた」とか、みんなの思い出エピソードがたくさん聞けて、何だか前よりクラスメイトと距離が近くなった気がします☺︎
そして、私の発表はというと、練習の成果を発揮!たぶん忍者屋敷大作戦が効いたのでしょう。みんな興味津々で聞いてくれて嬉しかったです♪
韓国語でのスピーチはおろかスピーチテスト自体が初めてだったので、最初はどうなることかと思い頭を抱えましたが、これで一安心です。誰だってやればできる、やっぱ外国人には忍者ネタはウケる、ということを学んだテストでした。
スピーチテストの結果
スピーチテストの結果はこの通り。

大まかな評価項目は上から
- スピーチの態度
- スピーチの内容
- 聞き手としての態度
の3つです。
そして左から「良いー普通ー悪い」の三段階評価。私は全項目で「잘함(良い)」をいただきました!!!よっしゃあああ!!!
これも努力した甲斐があったと言いたいところですが、普通に準備して発表すれば大体高評価らしい(笑)
なので、私のように変なスイッチ入って頑張りすぎないで大丈夫だと思います!
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