【日本100名城No.63】”鳥取城”登城記録!スタンプや御城印の場所もご紹介

日本100名城

こんにちは〜みさきです!

2025年3月23日に「鳥取城」に行ってきました!山麓にあるので風をもろに受け、終始飛ばされそうでしたが、石垣の上から眺める景色はとっても素晴らしかったです☺︎

足元が悪いのでスニーカーは必須!

※以下の情報は2025年3月時点です。

鳥取城の基本情報

山陰海岸に位置する久松山(きゅうしょうざん)に建てられた鳥取城は、かつて織田信長から「日本(ひのもと)にかくれなき名山」、「名城」と評価され、豊臣秀吉の兵糧攻めの舞台ともなりました。その後、姫路城を築城した池田輝政の孫である池田光政が、姫路城を築いた職人たちを二ノ丸の創建などに携わらせたことから「姫路城の弟城」としても知られています。

現在は、櫓などの建物は残っていないものの、池田氏が整備した立派な石垣を見ることができます。

鳥取城
別名
城地種類山城(久松山)→平山城
築城年代天文年間、慶長7年(1602)頃、元和7年(1621)頃
築城者山中誠通、宮部継潤、池田長吉、池田光政
天守の現況・形態天守台のみ残る
住所 鳥取県鳥取市東町 
営業時間
定休日
入場料

交通アクセス

鳥取市には前日に到着し、駅周辺にあるホテルに泊まっていたので、そこから出発しました。

今回宿泊した「鳥取シティホテル」から鳥取城までは、徒歩で約20分ほど。

私は途中パン屋さんに寄りながら、ゆっくり歩いたので30分はかかったと思いますが、全然歩ける距離でした☺︎

遠くからでも見える山が「久松山(きゅうしょうざん)」。この山に向かって歩けばOKです。

御城印の販売場所&日本100名城のスタンプ場所

御城印と日本100名城のスタンプは、仁風閣の敷地内にある「鳥取城跡・仁風閣 展示館」にあります。

*国指定重要文化財である仁風閣は残念ながら、長期修理のため休館していました。

この黒い建物が「鳥取城跡・仁風閣 展示館」。仮設なのかな…?

中に入ると、

ヨーロッパ風の窓口が。

ここで御城印は販売されており、種類は3種類。すべて300円でした。

そして、すぐそばにテーブルがあり、写真左側が御城印用のスタンプ、写真右側が日本100名城のスタンプコーナーです。

ポンポンっと流れるように両方押せるなんて…!管理者さん、優秀すぎやしませんか!(笑)

御城印には、鳥取市青谷町の因州和紙を使用しており、鳥取藩主であった鳥取池田家の代表的な家紋「丸に揚羽蝶(まるにあげはちょう)」と「角輪紋(かくわもん)」がデザインされています。

鳥の漢字が象形文字みたいで可愛い☺︎

鳥取城の見どころ

それでは鳥取城内の見どころをご紹介!

擬宝珠橋、中ノ御門表門

鳥取県庁側から向かって行くと、何やら風情ある橋を発見。この橋は「擬宝珠橋(ぎぼしばし)」と言います。2018年に復元工事を経てなんと約120年ぶりに蘇り、国史跡の中の復元橋としては日本最長だそうです。

擬宝珠橋を渡った先にあるのは「中ノ御門表門」という表門。こちらも復元されたものですが、現在周辺エリアを工事中のため、城内への通り抜けはできませんでした。

唱歌「ふるさと」の音楽碑

城内への入り口には、あの有名な唱歌「ふるさと」の音楽碑が置いてありました。なんでも作曲家が鳥取市出身の音楽家なんだそうです。知らなかった!

入り口からこの道をまっすぐ行くと、鳥取県立博物館(休館中)・仁風閣(休館中)・二ノ丸の入り口にたどり着きます。

道の両側は桜の木。桜並木の姿も見てみたいなぁ。

仁風閣

「仁風閣(じんぷうかく)」は、山陰では珍しい明治時代の洋館。大正天皇が皇太子時代に行った山陰道行啓の際、宿舎として建てられたそうです。

現在は長期修理のため休館中。令和11年下期に再開予定です。

西坂下御門

二ノ丸の入り口にあるのは「西坂下御門」。全体の写真は撮り忘れました。

西坂下御門をくぐったら、大きな石だらけでびっくり。石に囲まれて自分がなんだか小人になったみたいでした(笑)

登石垣

足元が悪いのでスニーカーを履いてきて大正解。石段も一段一段高さがあり、けっこう鍛えられます。この石段を登った達成感からか、写真丸印の「登石垣(のぼりいしがき)」をうっかりスルーしてしまいました(涙)

ちなみに、ここの登石垣は、幕末のものとしては国内唯一だそうです。

角櫓跡・三階櫓跡・楯蔵跡

私が立っているエリアが「角櫓跡」で、その奥に見える高台が「三階櫓跡」。晴れの効果もあり、ここからの景色は最高でした!

「三階櫓」は、姫路城を築いた池田輝政の孫・池田光政によって創建されました。山陰地方では初めての層塔型櫓で、山頂の天守焼失後は鳥取城のシンボルだったみたいです。

また基本情報でも触れた通り、姫路城を築いた職人たちが三階櫓の創建に携わったことから、鳥取城が「姫路城の弟城」と、称されるきっかけとなりました。

インスタ映えしそう。

三階櫓跡からは「仁風閣」も見えます。ただ天気は良いのに、山風が強くて強くて…。ゆっくりパンでも食べながら景色を堪能しようと思ったんですが、何度も吹き飛ばされそうになりました(笑)

「菱櫓跡」付近から見た「楯蔵跡」の方面。

石垣が階段状になっていて段々畑っぽい!(笑)

「稲荷神社」殿さまとキツネ

こちらは山頂と天球丸に行く入り口である「稲荷神社」。

鳥取城のプチエピソードを発見。

鳥取城のヌシは「桂蔵坊(けいぞうぼう)」というキツネで、殿さまとも仲が良かったみたいですね。

天球丸

今回は行けなかったので、次回リベンジしたときに様子を追記します!

石垣

鳥取城は、城跡を見れば中世から近世に至る城郭の歴史が分かることから、「城郭の博物館」として評価されているそうですが、ど素人から見るとさっぱり…(笑)

でも自分の身長よりはるかに高い石垣を見ていると、圧倒されてか、引き込まれて目が離せません。私、子どもの頃からピラミッドが好きなんですが、どこか通じるものがあるような気がします。

周辺おすすめスポット・グルメ

こむ・わかさ

鳥取城へ向かう途中で寄ったパン屋さん。

朝7:30から営業しており、パンの種類も豊富。どれも美味しかったです♪

かに寿し

鳥取の名物駅弁「かに寿し」。鳥取駅内で購入しました。

けっこう量があって、箸休めの塩昆布が良い仕事をしていました☺︎

最後に

今回初めて訪れた鳥取城。久松山は遠くからでも凄まじいオーラを放っており、残された石垣からもかつての偉大さを感じられました。

今後また行く機会があれば、頑張って山頂にある天守台も見てみたいと思います!


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